無理のない住宅ローンの組み方とは?

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無理のない住宅ローンの組み方とは?

家づくりを考え始めたとき、多くの方が気になるのが「住宅ローンはいくら借りられるのか」という点です。住宅会社や金融機関に相談すると、年収をもとにした「借入可能額」を提示されることが多いです。しかし、ここで注意したいのは「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は必ずしも一致しないということです。

住宅ローンは長い年月をかけて返済していくものです。勢いや気持ちだけで決めてしまうと、将来の生活に負担が大きくのし掛かることもあります。今回は、無理のない住宅ローンの組み方について、お金の考え方や年収別の目安、返済計画の立て方をわかりやすくお伝えします。

「借りられる」と「返せる」は別と考える

金融機関が示す「借入可能額」は、あくまで審査上の上限を示している数字です。これは、生活費や教育費、老後資金までは考慮されていません。実際に無理なく返済できる金額は、それよりも低くなることがほとんどです。

無理なく返せる住宅ローンの目安は、以下が一般的とされています。

  • 毎月の返済額が「手取り月収の25%以内」
  • 総返済額(住宅ローン+教育費など)を「生涯資金計画」に合わせる

例えば、手取りが25万円の場合
毎月の返済は 60,000円前後 が無理のないラインです。

このラインを超えてしまうと、旅行や外食を我慢するだけでなく、子どもの習い事や貯金にも影響が出やすくなります。今現在だけでなく、将来のライフスタイルも考えて計画することが大切です。

年収別の住宅ローン返済の目安

次に、年収ごとの「無理なく返せる借入額の目安」をざっくり確認してみましょう。

年収(手取りベース)月々の返済目安借入総額(35年ローン想定)
350万円約6万円約2,000万円前後
450万円約8万円約2,500万円前後
550万円約10万円約3,000万円前後
650万円約12万円約3,500万円前後

実際には、金利、家族構成、車のローン、共働きかどうかなどによって変わります。あくまで目安として参考にしてください。

返済計画は「ライフイベント」を軸に考える

住宅ローンを考えるときは、家を建てる時点だけでなく、これから起こりうる「未来の支出」を想定することが大切です。

代表的なライフイベントの例

  • 子どもの教育費(幼稚園から大学まで)
  • 車の買い替え(7〜10年ごと)
  • 修繕・メンテナンス費(外壁・屋根など)
  • 夫婦の働き方の変化(産休・育休・転職 など)

「今の収入なら払える」だけで判断してしまうと、将来のどこかで負担が重く感じる時期が来る可能性があります。住宅ローンは長距離マラソンと同じです。無理なく走り続けられる計画が必要です。

まとめ|無理なく返せる住宅ローンを選ぶことが、安心して暮らせる家につながる

家づくりは「建てるまで」より「住んでから」の方がはるかに長い時間を過ごします。住宅ローンの負担が大きすぎると、好きなことを我慢したり、心に余裕がなくなったりしてしまいます。

無理なく返せるローンのポイント

□ 手取り月収の25%以内の返済
□ 年収別の返済目安を把握しておく
□ ライフイベントを想定して計画する

これらを押さえておくことで、家づくりの満足度は大きく変わります。

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