住宅会社は何社比較すればいい?見すぎて迷わないための考え方

住宅会社は何社比較すればいい?見すぎて迷わないための考え方

注文住宅を考え始めると、「住宅会社って何社くらい比較すればいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。

1社だけでは比較できない気がする。でも、5社、10社と見ていると、今度はどこが良いのか分からなくなってしまう。

実際に家づくりの相談を受けていても、「住宅会社を何社も回ったけれど、結局どこが自分たちに合っているのか分からなくなった」というご相談は少なくありません。

大切なのは、最初から「3社だけ見る」と決めることでも、できるだけ多くの住宅会社を見ることでもありません。

まずは幅広く住宅会社を知り、予算や希望条件から候補を絞って、最終的に2〜3社程度を詳しく比較する。

このように段階を分けて考えると、住宅会社選びを整理しやすくなります。

この記事では、住宅会社は何社くらい比較すればいいのか、見すぎて迷わないためにはどう候補を絞ればいいのかを解説します。

目次

住宅会社は何社比較すればいい?

「住宅会社は何社比較すればいいですか?」という質問に、すべての人に当てはまる正解はありません。

予算や建築エリア、希望する家、すでに気になる住宅会社があるかどうかによっても変わるからです。

ただ、住宅会社選びを進めやすくするという意味では、最終的に間取りや見積もりまで詳しく比較する会社を2〜3社程度に絞るのが一つの目安です。

最初から2〜3社に絞る必要はない

家づくりを始めたばかりなら、どんな住宅会社があるのか分からないのが普通です。

そのため、最初から2〜3社だけに絞る必要はありません。

大手ハウスメーカー、地域の住宅会社、工務店など、それぞれの価格帯や特徴、得意な家づくりを幅広く知るところから始めて大丈夫です。

その中から、
・予算が合いそうか
・希望するエリアで建築できるか
・好きなデザインに対応できるか
・希望する性能や間取りを実現できそうか
といった条件で候補を絞っていきます。

「見る会社」と「詳しく比較する会社」を分けて考える

住宅会社選びでは、「何社見たか」よりも「何社を詳しく比較するか」を分けて考えることが大切です。

たとえば、ホームページや施工事例などで10社以上を調べること自体は問題ありません。

しかし、10社すべてと何度も打ち合わせをして、間取りや見積もりまで作ってもらうとなると、かなりの時間と労力が必要です。

「知るための会社」と「詳しく比較する会社」を分けるだけでも、住宅会社選びはかなり整理しやすくなります。

住宅会社を複数比較するメリット

住宅会社を比較する目的は、一番安い会社を探すことではありません。

複数の会社を見ることで、それぞれの違いが分かり、自分たちなりの「住宅会社を選ぶ基準」を作りやすくなります。

たとえば、
・価格や見積もりに含まれる内容
・標準仕様
・住宅性能
・間取りや提案内容
・デザイン
・担当者の対応
などは、住宅会社によって違います。

最初の1社だけでは「これが普通なのかな?」と思っていたことも、2社、3社と話を聞くことで違いが見えてきます。

また、注文住宅では担当者との相性も重要です。

質問しやすいか、こちらの話をきちんと聞いてくれるか、メリットだけでなくデメリットも説明してくれるか。

複数の住宅会社を見ることで、こうした数字では表しにくい違いも比較できます。

住宅会社は見すぎると決められなくなることも

「大きな買い物だから、できるだけ多く比較した方が安心」と思うかもしれません。

もちろん比較することは大切です。

ただし、住宅会社を見れば見るほど決めやすくなるとは限りません。

情報が増えすぎて判断基準が分からなくなる

A社では「断熱性能が重要です」と言われ、B社では「耐震性能が重要です」と言われ、C社では「間取りが大切です」と説明される。

どれも間違っているわけではないため、聞けば聞くほど「結局、何を基準に決めればいいの?」となってしまうことがあります。

問題なのは会社数そのものではなく、自分たちの判断基準がない状態で情報だけが増えてしまうことです。

打ち合わせが増えて家づくりに疲れてしまう

住宅会社との打ち合わせには、想像以上に時間がかかります。

休日のたびにモデルハウスへ行き、要望を説明して、間取りを確認して、見積もりを比較する。

これを何社も並行して行うと、家づくりそのものに疲れてしまうことがあります。

特に子育て中のご家庭にとって、毎週のように何時間も打ち合わせを続けるのは大きな負担です。

「もっと良い会社があるかも」と探し続けてしまう

住宅会社はたくさんあるため、探そうと思えば新しい会社はいくらでも見つかります。

5社見たあとに「もう1社だけ」、さらに調べて「この会社も気になる」と続けていると、いつまで経っても候補を絞れません。

すべての面で完璧な住宅会社を探すのではなく、自分たちが大切にしたい条件に合う会社を探すことが重要です。

おすすめは「広く知る→絞る→詳しく比較する」

住宅会社選びで迷わないためには、最初から見る社数を決めるより、段階的に候補を絞っていく方法がおすすめです。

目安としては、

知る会社:10社以上でもOK
↓
話を聞く候補:4〜5社程度
↓
詳しく比較する会社:2〜3社程度
↓
契約する会社:1社

というイメージです。

もちろん、この数字は絶対的なルールではありません。

重要なのは、すべての住宅会社と同じ深さで打ち合わせをするのではなく、段階ごとに候補を整理していくことです。

住宅会社選びの進め方

STEP1 まずは住宅会社を幅広く知る

最初はホームページや施工事例などを見ながら、住宅会社の選択肢を広く知ります。

この段階では、一社一社と詳しく打ち合わせをする必要はありません。

価格帯、施工エリア、デザイン、得意な家づくりなど、大きな特徴を確認しましょう。

STEP2 条件に合う4〜5社程度まで絞る

次に、自分たちの条件と大きく合わない会社を候補から外していきます。

特に確認したいのは、
・総予算
・建築エリア
・希望する家づくり
・住宅性能
・デザイン
などです。

どれだけ気になる住宅会社でも、予算や希望条件が大きく合わなければ、打ち合わせを重ねたあとで候補から外れる可能性があります。

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住宅会社を比較する前に、まず自分たちが家づくりにかけられる総予算を整理しておくことが大切です。「注文住宅の総予算っていくら必要?」では、建物・土地・諸費用を含めた予算の考え方を解説しています。

STEP3 実際に話を聞いて2〜3社程度まで絞る

4〜5社程度まで絞ったら、実際にモデルハウスや相談会などで話を聞いてみます。

ホームページだけでは分からなかった会社の考え方や担当者の対応も見えてきます。

ここで「この会社なら具体的に検討したい」と思える会社を2〜3社程度まで絞ります。

STEP4 間取り・見積もり・仕様を詳しく比較する

2〜3社程度になったら、間取りや見積もり、標準仕様などを詳しく比較します。

ただし、単純に見積金額だけを比べるのはおすすめできません。

同じ3,000万円でも、住宅会社によって含まれている工事や設備が違うことがあるからです。

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住宅会社の価格を比較するときは、坪単価だけで「高い・安い」を判断しないことも大切です。「坪単価に惑わされない!正しい見方と落とし穴」もあわせてご覧ください。

価格だけではなく、「その金額でどこまで含まれているのか」まで確認しましょう。

住宅会社を絞るときは「自分たちの基準」を決める

住宅会社を比較してもなかなか候補を減らせない場合は、自分たちが家づくりで大切にしたいことを整理してみましょう。

たとえば、

  1. 無理のない総予算に収まる
  2. 冬でも快適に暮らせる性能
  3. 家事がしやすい間取り
  4. 好きなデザイン
  5. 担当者に相談しやすい

などです。

すべての項目で一番になる住宅会社を探すのではなく、「自分たちが特に大切にしたいことは何か」を決めることがポイントです。

住宅会社にはそれぞれ得意・不得意があります。

大切なのは「一番良い住宅会社」を探すことではなく、「自分たちに合う住宅会社」を見つけることです。

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住宅会社選びでは、「良い会社」と「自分たちに合う会社」は必ずしも同じではありません。住宅会社を選ぶときに大切な考え方はこちらの記事でも詳しく解説しています。

すでに5社以上見て迷っているなら、一度探すのを止めてみる

すでに5社、10社と住宅会社を回って、「どこも良く見えて決められない」という状態になっている方もいると思います。

そんなときは、さらに新しい住宅会社を探す前に、一度これまでの情報を整理してみましょう。

まず、新しい住宅会社を探すのを一旦止めます。

そして家族で「これだけは譲れない」という条件を3〜5個程度に絞ってみてください。

その条件に照らし合わせて、

「この会社は残す」
「この会社は候補から外す」

と整理していきます。

5社見ても決められなかったからといって、6社目、7社目を見ることで答えが出るとは限りません。

新しい選択肢を増やすより、今ある選択肢を整理する方が解決につながることもあります。

住宅会社選びで迷ったら第三者に整理してもらう方法もある

住宅会社を比較していると、

「どの会社も良く見える」
「住宅会社によって言うことが違う」
「見積もりの違いが分からない」
「あと何社見ればいいのか分からない」

という状態になることがあります。

こうした場合は、住宅会社とは別の第三者に情報を整理してもらう方法もあります。

重要なのは、誰かに住宅会社を決めてもらうことではありません。

自分たちの予算や希望、優先順位を整理し、それぞれの住宅会社の違いを理解したうえで、自分たちで判断できる状態にすることです。

まとめ|大切なのは「何社見るか」より「比較する基準」

住宅会社は、たくさん見れば見るほど失敗しにくくなるわけではありません。

一方で、ほかの選択肢をほとんど知らないまま1社だけで決めると、価格や仕様、提案内容の違いを判断しにくいこともあります。

住宅会社選びでは、

幅広く住宅会社を知る
↓
条件に合う4〜5社程度に絞る
↓
実際に話を聞いて2〜3社程度に絞る
↓
間取り・見積もり・仕様を詳しく比較する

という進め方を一つの目安にしてみてください。

ただし、社数そのものにこだわる必要はありません。

大切なのは「何社見たか」ではなく、自分たちなりの比較基準を持って住宅会社を選べているかどうかです。

住宅会社を見すぎて分からなくなってしまった方へ

「何社も住宅会社を回ったけれど、違いが分からなくなってきた」

「自分たちにはどの住宅会社が合っているのか整理したい」

「これから住宅会社を探したいけれど、どこから見ればいいのか分からない」

そんな方は、住宅会社をさらに増やす前に、一度家づくりの条件を整理してみませんか?

注文住宅の相談窓口 金沢店では、第三者の立場から住宅会社選びや比較について無料でご相談いただけます。

ご希望や予算の整理から、住宅会社・担当者選び、資金計画、住宅ローン、土地探し、間取り、見積もり・仕様書のチェックなど、家づくりを幅広くサポートしています。

まだ具体的な住宅会社が決まっていない段階でも大丈夫です。

石川県でこれから家づくりを始める方、すでに何社か住宅会社を回って迷っている方は、お気軽にご相談ください。

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